この記事ではニキビですっぴんはヤバいのか?について解説していきます。
結論から言うと、ニキビがあるときはすっぴんで過ごすのが理想です。
なぜならニキビの炎症を抑えるためには、できるだけ患部に触れないようにするのが望ましいからです。
ただし、完全なすっぴんはNGですし、すっぴんで過ごす場合にもいくつかの注意点があります。
ニキビがある時にはすっぴんで過ごすべき理由や、お肌のためにやるべきことなどを、それぞれ紹介していきますね。
Contents
ニキビがあるときはすっぴんで過ごすべき3つの理由
- 肌を清潔に保つことができるから
- ニキビに触れる回数が減るから
- クレンジングの必要がなくなるから
ニキビにすっぴんが良い理由は、上記の3つです。
メイクをすることはて想像以上に肌へ負担をかけているので、ニキビが出来たらメイクを減らすのが大切。
それぞれの項目を詳しく解説していきますね。
理由①:肌を清潔に保つことができるから
理由の1つ目は、すっぴんでいると肌を1日中清潔に保てるからです。
時間が経つと皮脂やほこりがメイクと混ざり合い、紫外線や空気によって酸化されます。
これらは肌にとって有害なもので、そのまま肌に残っていると毛穴の詰まりやニキビを悪化させて、炎症がひどくなるんですね。
下地やファンデーションも毛穴の奥深くに入ってしまうので、毛穴は常に汚れた状態。
つまりすっぴんでいることは、清潔で肌に負担をかけない唯一の方法なんです。
ニキビが出来てしまった肌に負担をかけないように、メイクやファンデーションは避けるようにしましょう。
理由②:ニキビに触れる回数が減るから
理由の2つ目は、すっぴんでいるとニキビに触れる回数が減るからです。
一般的にニキビは、触らずに放置しておく方が早く治ります。
しかしメイクをすることで何回も患部に触れてしまうと、赤く炎症したり、腫れがひどくなることも。
ニキビの症状が重くなるほどニキビ跡も残りやすくなるので、できるだけ肌に触れないのが大事なんです。
すっぴんで過ごすことで、必要以上に肌に触れることがなくなりますから、それだけニキビも早く良くなるはずですよ。
理由③:クレンジングの必要がなくなるから
最後の理由が、クレンジングをしなくて済むからです。
メイクをする上で、最も肌をボロボロにする原因がクレンジングです。
なぜならクレンジングは、界面活性剤と呼ばれる強い洗浄力を持っているからです。
毛穴に入り込んだメイクを落とすために毎日クレンジングを使っていると、肌のバリア機能が弱まり、ニキビ悪化しやすくなります。
さらに肌の乾燥を誘発して、新しいニキビも続々と出てくるため、完全に負のループなんですよね。
いかにして、弱った肌を休ませてあげるかが大事になってきます。
クレンジングの必要がないように、出来るだけすっぴんで過ごすようにしましょう。
ただし、完全なすっぴんはNGなので注意が必要…。
次の章でその理由を紹介していきますね!
【完全なすっぴんはNG】ニキビを悪化させないスキンケア6つの注意点
- 洗顔料は夜だけ使うこと
- 抗炎症成分配合の化粧水を使うこと
- 乳液は必要に応じて使うこと
- 仕上げに日焼け止めクリームを塗ること
- 肌が弱い人は薬用パウダーをはたいておくこと
- ニキビの炎症部分は優しく触れること
ニキビにはすっぴんが良いということが分かりましたが、スキンケアまでサボるのはNG。
「すっぴん=何もしなくてラク」という意味ではないんです。
ここでは、ニキビを悪化さないスキンケア6つの注意点について解説するので、ぜひ参考にしてください!
注意点①:洗顔料は夜だけ使うこと
朝起きて顔を洗うのはいいのですが、洗顔料は使わないようにしましょう。
なぜなら朝は顔に付着した汚れがすくなく、ぬるま湯のみで十分きれいになるからです。
ニキビは何回も洗顔して肌を清潔にするというイメージがありますが、完全に逆効果。
洗顔回数を減らすだけでニキビの様子も一気に変わるはずなので、試す価値はありますよ。
注意点②:抗炎症成分配合の化粧水を使うこと
ニキビがあるときは、抗炎症成分が配合された化粧水を使いましょう。
なぜなら普通の化粧水を使ってもニキビを鎮める効果がなく、あまり変化がないからです。
例えば、くり返しニキビに評判の良いオルビスクリアあたりが良いんじゃないでしょうか。
抗炎症成分であるグリチルリチン酸2Kや、高保湿成分である浸透型コラーゲンも入っています。
ニキビにアプローチしながら、うるおいも追及しているので、根本的なスキンケアができるんですよね。
もちろん市販にもニキビ用化粧水は売っていますが、殺菌効果が強すぎて刺激になる物が多いので、注意してください!
注意点③:乳液は必要に応じて使うこと
ニキビが気になるときは、必要に応じて乳液を使えばOKです。
というのも乳液は油分を補給するアイテムなので、ニキビとの相性はイマイチなんですよね。
ただ、肌質がカサカサの方は薄く塗ればいいし、季節によって使い分けるのも◎
乳液をつけるかどうかに正解はないので、自分の肌と相談しながら取り入れるようにしましょう。
注意点④:仕上げに日焼け止めクリームを塗ること
ニキビがあるときないとき関わらず、日焼け止めクリームは必ず塗ってください。
なぜなら紫外線は角質を分厚くさせ、ゴワゴワ・ガサガサした肌状態にしてしまうからです。
こうなると毛穴に皮脂が詰まりやすくなり、新しいニキビの原因になります。
さらに紫外線によって発生した活性酸素がニキビの炎症を悪化させ、回復を遅らせることもあるんです。
仕上げの日焼け止めクリームは必須!
FACEE(フェイシー)ブライトUVクリームなどの日焼け止めクリームを使って、ニキビを悪化させないようにしましょう。
注意点⑤:肌が弱い人は薬用パウダーをはたいておくこと
肌が弱い人は完全なノーメイクではなく、薬用パウダーなどのお粉をはたいておくと良いでしょう。
なぜならパウダーをつけておくことで、外気のチリやほこりが肌に付着するのを防いで、肌を守ってくれるからです。
マスクでニキビが増えてしまった人にも、有効な手段と言えますね。
また保湿成分や抗菌成分を配合しているパウダーなら、ニキビ予防にもつながるので一石二鳥ですよ。
注意点⑥:ニキビの炎症部分は優しく触れること
スキンケアとはいえ、ニキビの炎症部分は優しく触れるようにしましょう。
ニキビに触れるなんて、治りは遅くなるし、炎症は悪化するし、良いことなんて1つもないからです。
「ニキビがあるところは丁寧にスキンケアした方が良いんじゃ…」と思うかもしれませんが、全くその必要はありません。
触れるか触れない程度で、優しく扱うようにしましょう。
ニキビを予防するために意識すべき5つの習慣
- なるべくメイクを早く落とすこと
- 洗顔とクレンジングをしすぎないこと
- 内臓を冷やさないようにすること
- 暴飲・暴食を控えること
- 十分な睡眠をとること
そもそもニキビができないようするには、どうすればいいのでしょうか。
ここでは多くの人が見落としがちな、ニキビを予防するために必要な5つの習慣について解説します。
「こんなの全部知ってるし!」という方も、改めて確認するつもりでどうぞ!
習慣①:なるべくメイクを早く落とすこと
ニキビにすっぴんが良いのは確かなんですが、毎日すっぴんなんて非現実的ですよね。
そこでもしメイクをするなら、なるべく早く落とすことを意識しましょう。
なぜなら1日中放置してしまうと、酸化してさび付いたメイクが肌をふさぎこみニキビの原因になるからです。
メイクアップ化粧品には油脂や顔料がたくさん含まれており、ニキビにとって絶好のエサになるんですよね。
家に帰ったら、速攻で落とすようにしましょう♪
習慣②:洗顔とクレンジングをしすぎないこと
全ての肌トラブルは、洗顔とクレンジングから来ていると言っても過言ではありません。
ニキビを予防するには、肌の潤いを逃さないことが重要なんですが、潤いを逃している1番の原因は洗顔なんですよね。
なので、朝はぬるま湯洗顔のみ。
夜は界面活性剤を使っていない油脂系クレンジングでケアするのをおすすめします。
外から潤いを与えすぎず、肌自身で水分を調整できるようになると、グッと肌状態が変わりますよ。
習慣③:内臓を冷やさないようにすること
内蔵の冷え対策もニキビ予防に効果的です。
理由は、内臓が冷えていると消化吸収する働きが悪くなって、腸内環境が乱れてしまうからです。
例えば胃もたれや便秘など、腸内環境が優れていないとニキビができてしまう方、多いと思います。
内蔵の冷えは体のバランスを崩してしまうので、朝起きたら白湯を飲んで温まるなど、対策するとよいでしょう。
習慣④:暴飲・暴食を控えること
暴飲・暴食は、腸内環境をボロボロにするので、すぐにニキビができてしまいます。
特に顎や口周りにできるニキビは、食生活を見直してみるといいかもしれません。
生野菜だけでなく、温野菜も食べているか。
肉ばかりでなく魚も食べているか、フルーツはどうか、などなど。
ニキビがない人は、ほぼ例外なくクリーンな食事をしているので、参考にしてみてはどうでしょうか。
習慣⑤:十分な睡眠をとること
ニキビを作らせないためには、十分な睡眠が欠かせません。
なぜなら睡眠は、私たちのホルモンバランスを整えてくれる重要な働きがあるからです。
そのため、睡眠不足や日中逆転の生活が続くと、ニキビの悪化要因となる可能性があります。
どれだけ忙しくても6時間以上の睡眠は確保したいところです。
ニキビですっぴんはヤバいのかまとめ
- ニキビにすっぴんは効果的
- 肌を触らず清潔に保つのがニキビには◎
- メイクをする日はできるだけ早く落とすこと
- 洗顔とクレンジングのやり過ぎに注意
- ニキビ予防には内側のケアも欠かさずに
ニキビにすっぴんは全然ヤバくない、むしろ効果的だということが分かりました。
ただし、スキンケアまで怠ってはいけません。
自分の肌質を見極めて、肌に合った化粧水を使う。
日焼け止めクリームは必ず塗るなど、気を付けるべき点はたくさんあるので、1つ1つ確実にこなしていきましょうね♪